イギリス生まれのエドワード・リセットが、ヨーロッパで盛んになってきた上絵付けの技法を 1861 年アメリカに持ち込んだのがきっかけだと言われています。ヨーロッパで親しまれている 伝統的な文様だけでなく、磁器を画板として写実的に油絵的な表現をする分野が広がり、 アメリカン チャイナ ペインティングとして普及しました。絵を描いた事がなくても、焼成を 重ねる事で、実際の絵に近づく事が出来るという方法です。また上絵の特徴である描いた絵具の 面を抜き出して白く見せる技法から、一度焼きでムードのある表現をする方法も生まれてきて、 南米・メキシコなどではこの方法から出発しています。日本で上絵をしていてブラジルに移住し、 現在チャイナペインティングの教師として活躍している方もいます。その事からも、日本的 技法が多くの国の愛好者に広まっています。
|